シンガポールのブリューワーズカップ

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シンガポールのブリューワーズカップ(コーヒー抽出選手権)で、主審を努めてきました。

「Brewers Cup :ブリューワーズカップ」とは、マニュアル抽出で、3杯のコーヒーを個別に抽出し、そのカップクォリティーとサービススキル、および、抽出のコントロールスキルを競い合う大会です。

予選、決勝と2ラウンドあり、予選では、同じコーヒー、同じ給湯器、同じ水、同じグラインダーを使用する「Compulsory(規定競技)」と、マニュアル抽出であれば、ほとんど規定のない「Open Service(フリー競技)」、決勝では、「Open Service + 前Compulsoryの合計得点」で競われます。

この大会では、抽出されたすべてのコーヒーのTDS(Total Dissolved Solids:総溶解固形分)を計測します。TDSとは、コーヒーという液体の中に、コーヒー豆から抽出された物質がどの程度含まれているかを、パーセント表示した数値のことです。

一般的には、1.15%から1.65%辺りが心地よく感じることの出来るといわれます。「コーヒーの焙煎度合と挽き目」、「コーヒーとお湯の割合」などによって、このTDSが変化するのですが、味覚の感覚は、一概にこのTDSによって表される数値と比例しないところが、この大会の醍醐味です。

今回は、16名の参加者から、6名の決勝競技者が選ばれ、その優勝者が、6月に開催される世界大会に出場します。今回優勝したのは、John Ryan Tingバリスタ。昨年のバリスタの世界大会でも、セミファイナリストとなった世界のトップバリスタでした。そのトップバリスタでも、2位と0.5点差という僅差という熾烈な戦いです。エチオピアのシャキッソのナチュラルプロセスのコーヒーを使用し、鉄瓶で湧かしたお湯をつかっての抽出は、ワイニーな香り豊かなコーヒーでした。

人の嗜好はとても多様ですが、その多様な嗜好が故に、コーヒーをより楽しむことができるのだと感じました。

2016年3月7日

3月1日、2日に東京でパブリックカッピングを開催します

様々なコーヒーの風味を楽しみにながら、いろいろとくらべてみませんか?

ガイドは、深谷バリスタ。

フリーカッピングなので、時間内であれば、お好きな時にお越し下さい。

募集要項
日 程 :2016年 3月1日 午後5時から8時
2016年 3月2日 午前10時から13時
会 場 :ボンタインセミナールームTOKYO
東京都品川区東五反田2-6-5
是非、お待ちしています。

写真は、イメージです。
パブリックカッピング

1月31日に名古屋でセミナーを開催します

Training&Evolution <Barista Presentation>

飲む人を魅了するクォリティの高いコーヒー。その風味特性をあますところなくカップの中に表現するバリスタ。
その両方を備えていながら、伝わらないことがあまりにもありすぎるのが「コーヒー」のむつかしいところ。

「何をつたえるのか?」 「いかにしてつたえるべきか?」

この基本的な問いかけに、どのように取り組み、決勝大会の常連バリスタひしめく狭き門をくぐリ抜けたのかを実際のプレゼンを通してお伝えします。大会だけでなく、通常のお客様との会話が変わる「ヒント」の多くが、隠されています。抽出技術を凌駕する「プレゼンの極意」を身につけ、おいしいコーヒーを、「更に美味しく」感じてもらえるバリスタを目指しましょう。

1月31日(日) 午前の部 10:00-12:00 / 午後の部 15:00-17:00
カフェボンタイン本店(名古屋市中区錦3-11-20) 最寄駅:地下鉄東山線 栄駅(1番出口より徒歩7分)

定員数:各回8名(最低催行人数:各回4名)お申し込み: info@bontain.co.jp (平尾)まで
受講料:おー人様の場合¥12,000 ・ペアの場合¥10,000/人

講師紹介:
福井 諒 (Ryo Fukui)
ジャパンバリスタチャンピオンシップ2015セミファイナリスト
カフェボンタイン錦本店店長
カナダでコーヒーに触れて以来、クォリティに目覚め、現在に至る。
とても、真面目で気さくな、やさしいバリスタ。
講師紹介:
加藤 慶人 (Yoshi Kato)
ワールドバリスタチャンピオンシップ2015代表審査員
ボンタイン珈琲本社代表
グァテマラでコーヒーに触れて以来、クォリティに目覚め、現在に至る。
1995年イタリア・ジェノバのカフェで働き、エスプレッソの魅力に引き込まれる。美味しいエスプレッソが飲みたくて審査員の道に進む。